医師から変形性膝関節症と診断された方からのご相談です。
こんばんは。サコ整骨院です。
今日は医師から変形性膝関節と診断された方からご相談をうけました。
50代の男性で屈曲変形(膝がまっすぐに伸びない)でよく膝が腫れてしまい、ひどいと水が溜まるとの事です。さらに畑仕事をされているので余計膝に負担がかかっている状況です。数年後には人工関節の手術が必要と診断されました。
遠方から来院してくださいましたが、頻繁に来院する事ができません。どうすればよろしいですか?との内容でした。
まずは、何故変形性膝関節になってしまったのか?どうして膝に負担がかかっているのか足底圧で検査しました。
赤色が適正な圧力になります。
白色が異常に圧力がかかっている状態です。
青色は地面に接地していない状態です。
検査の結果、踵側が白色になっております。
踵体重になっています。
また、地面についていない指が検査でわかりました。
地面に足の指がついていない事を浮指といいます。
この場合、常に膝に継続して負担がかかる状態になっております。
実際に踵体重にして指を浮かしてみてください。
あっという間に膝に負担がかかるのを実感できます。
その負担の根本原因となっているのが、ご自身の体重になります。
自分の体重を支える場所が気がつかない間に膝で支えてしまい、継続的な負担になっております。
その状態こそ、「体重支持機能障害」になります。
「体重支持機能障害」は知らない間に陥っている障害です。
また自覚する事が難しい特徴をもっています。
検査をする事で「体重支持機能障害」になってるかどうか判断します。
患者さんに「体重支持機能障害」を改善する事で継続的な膝の負担を軽減する事が可能と説明しました。
「体重支持機能障害」を改善するために脚軸トレーニングを紹介し、実際に10分間ほど試してもらいました。
たった1回のトレーニングで膝の曲げ伸ばしの運動時に痛かった膝の痛みが大きく改善されました。
脚軸トレーニングはご自宅で実施できるので、継続的に通院しなくても大丈夫ですよとお伝えしました。
患者さんは喜んで脚軸トレーニングを導入してくださいました。
毎日、短時間でも良いのでご自宅にて脚軸トレーニングを行う事で、膝の症状が改善できます。
脚軸トレーニングの特徴は継続的な膝の負担の根本原因である「体重支持機能障害」を改善の目的とします。
またご自宅にて実施できますので、頻繁に整骨院に施術来院する必要がありません。
長い間、膝が痛い方、手術が必要と言われてる方、施術、治療を受けても改善されない方、ぜひ、脚軸トレーニングを体験してみてください。